緊急情報
ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療・生活衛生 > 健康 > 検診・検査・予防接種 > 予防接種 > 予防接種のご案内 > 子どもの定期予防接種のご案内 > 子どもの定期予防接種の種類と接種時期のご案内 > DPT-IPV-Hib(5種混合)予防接種のご案内 > DPT-IPV(4種混合)予防接種のご案内
更新日:2025年3月17日
ここから本文です。
DPT-IPV(4種混合)予防接種は、ジフテリア(D)・百日せき(P)・破傷風(T)と不活化ポリオ(IPV)の各ワクチンを混合したワクチン(DPT-IPV)です。
4種混合ワクチンによって、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ(急性灰白随炎)のような重篤な疾患の予防ができます。
|
2024年度以降、5種混合ワクチンを主に用いることとしています。 2024年4月以降、1期では5種混合ワクチンを用いた接種をします。 また、2期として、11~12歳時(小学校6年生)にDT(二種混合)としてジフテリア・破傷風の混合ワクチンを1回接種します。 |
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
潜伏期間は主に1日~10日です。
症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などですが、扁桃に偽膜とよばれる膜ができて、窒息死することもあります。
発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こす場合があります。
百日せき菌の飛沫感染で起こります。
潜伏期間は主に5日~10日(最大3週間程度)です。
かぜのような症状で始まり、続いて、連続的にせき込むようになります。
せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音がでます。
乳幼児はせきで呼吸ができず、唇が青くなったり(チアノーゼ)けいれんが起きたりすることがあります。
肺炎や脳炎などの重い合併症を起こし、乳児では命を落とすこともあります。
土の中にいる破傷風菌が傷口から体内へ入ることによって感染します。
潜伏期間は通常3日~21日です。
菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉のけいれんを起こします。
最初は口が開かなくなるなどの症状が気付かれ、やがて全身のけいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもあります。
患者の半数は本人や周りの人では気が付かない程度の軽い刺し傷が原因です。
土中に菌がいますので、感染する機会は常にあります。
ポリオは「小児麻痺」ともよばれ、糞便中に排泄されたウイルスが経口又は咽頭から生体に侵入して感染します。
ポリオウイルスに感染しても多くの人は症状が出ませんが、軽いかぜ様症状や胃腸炎症状を起こすこともあります。
潜伏期間は4日~35日(平均15日)です。
感染者の1,000~2,000人に1人の割合で手足の麻痺を起こし、一部の人には永久に麻痺が残ります。
麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。
日本では自然感染による患者発生はありませんが、一部の国では今でもポリオの流行があります。
不活化ワクチンですので、接種後にポリオ様麻痺の副反応が生じたり、他のヒトに感染させたりする心配はありません。
次のどちらにも該当する方
生後2か月以上生後90か月(7歳6か月)未満の間に4回接種
※同じワクチンでの接種完了が原則ですが、4種混合・Hibワクチンを用いて規定回数の一部を完了した方が、5種混合ワクチン(令和6年4月1日より定期接種化)により残りの回数の接種を行う場合は、医師にご相談ください。
接種時期について、市から個別のお知らせは届きません。 また、接種間隔や定期予防接種として接種できる期間を間違えると、任意接種扱い(自費)になるだけでなく、十分な効果が得られなくなる可能性があります。 しっかりと確認して、かかりつけの先生に相談しながら接種のスケジュールを立てましょう。 |
|
詳しくは「子どもの定期予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。
主な副反応は、接種部位の発赤、腫れ、しこりなどの局所反応、発熱、気分変化、下痢などがみられることもあります。
重い副反応として、まれですが、ショック、アナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれんの報告があります。
関連リンク
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階
電話:043-238-9941
ファックス:043-245-5554
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください